「雷帝…雷帝、いる…?」 目を閉じて、自分の内側に向かって呼びかける。 そうすればいつでも現れる、愛しい影。自分であって自分でない、もう一人の自分。 雷帝。 「もちろんだ…どうした? 銀次…」 同じ顔のはずなのに、氷の美貌といえるくらいに整って見え…
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