月光幻想庭園へようこそ
こちらはinfoseekのサービスが終了して消えてしまった、月光幻想庭園のブログ版です。
主に「下弦の月」というタイトルで書いていた一人称のSSを載せ直しています。
取り扱いジャンル:「GetBackers 奪還屋」蛮ちゃん総受け 主に銀蛮
蛮受以外も…ちょっとだけ(^^;。
全てのSSの前提として、男同士で体の関係アリ、なので、
受け付けない方はこの先を読まないでください。
ブログに慣れていないので、表記やリンクが変な可能性大です(^^;
更新履歴:2011年6月26日 お題「猛獣の飼い方10の基本・1」UP
6月16日 下弦の月sideねこUP
6月8日 下弦の月sideねこUP
6月7日 下弦の月sideねこUP
- プロフィール (公式+妄想) うちには「淋しいと死んじゃいそうな銀次loveのうさぎ蛮ちゃん」と「銀次はもちろんloveだけど、気まぐれで他の男とも遊べちゃう強気なねこ蛮ちゃん」がいます(^^;
- SS
☆sideうさぎ 1・「悪夢で目が覚めた」(銀蛮) 2・煙草(銀蛮) 4・SAKANA-GIRL(雪蛮) 5・月のかたち〜蛮ちゃん編〜(銀蛮) 6・月のかたち〜銀次編〜(銀蛮) 7・残暑(銀蛮)
☆sideねこ 1・士度×蛮 2・銀次×蛮 3・士度×蛮 4・月見て跳ねる(邪蛮)
- 下弦の月 キャラの独り言
- 蛮ちゃん誕生日話 ☆2002年 -邪馬人×蛮(うさぎ) -?×蛮(ねこ) ☆2005年 -銀次×蛮(うさぎ)
- 拍手お礼 うさぎさんのみ
☆眠る君 ☆心の中に住んでいる人 ☆呼ぶ ☆錨
☆陽色の髪を好きなわけ ☆繋いだ手のひら ☆エイプリルフール
☆月夜
- NEWお題
- アニメを見て感想もどき キャラ同士のおしゃべり
- 蛮受け以外 蛮ちゃん受け以外の話 ダメな方は避けてください
連絡手段が一切ない、というのもアレかと思うので→
そしてお返事は、こちら。ひとりごとも。
拍手お礼は「お題:『わたしが死んだら泣いてくれる?』(雷蛮・ねこ)」「君の声(銀蛮・うさぎ)」「おまけ(銀蛮・うさぎ)」。
管理人 月海刹那
以前のサイト開設日:2002年1月18日
このブログ:2011年2月
キャラクタープロフィール
ちまちま更新中。結構公式設定忘れてる…(^^;
管理人は「神の記述編」辺りから原作についていけなくなり、その辺以降の記憶がかなり曖昧です(−−;
「公式」として書かれいていない事は、このサイトではあまり重要視されてないんだなぁと思って頂ければ幸い。
- 美堂蛮
公式 通称:邪眼の男。黒髪青紫の瞳。ドイツ人のクォーター。魔女の血を引き、不現の瞳と呼ばれるその瞳は、視線を合わせた相手に一分間の悪夢を見せる。一日三回まで。右手の握力は200kg。デルカイザーの息子で、過去には工藤邪馬人・卑弥呼と共に奪い屋を、現在は天野銀次と三代目奪還屋・ゲットバッカーズをしている。常にサングラスを着用。乳が好き。プライドと知識、戦闘力が高く、短気。芸術にも造詣が深く、バイオリンも弾けて大抵の事はこなせるが、その性格のせいで器用貧乏になっている。他人に勝手なあだ名をつけて呼ぶ事が多い。ヘビースモーカー。愛車は先代GBから受け継いだスバル、通称てんとう虫。
妄想 13〜16歳の間、弥勒夏彦に軟禁状態でおもちゃにされ、蛇淫の性を目覚めさせられる。以降、男なしではいられない体に。弥勒家から逃げ出した後、邪馬人に拾われ、邪馬人の死後、間もなく王波児に保護されると淋しがり屋のうさぎさんに。そのまま体を売ってしばらく生きていくと、気まぐれで男に抱かれることにあまり抵抗のないねこさんになる。両方とも男を求める自分の体が嫌い。ねこさんは諦めて楽しむことにしているが。蛇淫の性は邪馬人の毒香水で完全に抑え込む事が出来ていたが、その死後は少しだが抑制効果のある煙草を吸い続ける事でなんとかごまかしている。というか原作は、酒に対しては「未成年」という突っ込みが入るのに、あれだけバカスカ吸ってる煙草に対してはなんで突っ込みがないんだろう。中毒性は煙草の方がヤバイのに。何か突っ込めない理由があるんだろう、という事で付けた理由がコレ。好みの煙草の銘柄はマルボロ、邪馬人の愛煙していたもの。夏彦のせいで、手錠にトラウマがある。
- 天野銀次
公式 通称:雷帝。金髪茶瞳? 子供の頃に無限城に捨てられたらしい。天子峰猛に拾われ、ある事件をきっかけに雷を操る雷帝へと覚醒し、VOLTSという集団を作り、四天王と共に無限城を統治する事になる。その後、美堂蛮と出会い、奪還屋に。雷帝と普段とでは雰囲気ががらりと変わる。とにかく特異体質で、コンセントに指を突っ込んで電気を取り込めば、たいていの怪我は治る。誰にでも優しい、いい人。二等身にタレる。
妄想 蛮ちゃんが大好きな、犬っころ攻。攻はともかく「蛮ちゃん大好き」は公式。男同士のコンビで、あんなに相方に飛んで抱きつく人はそうそういない。基本、明るくていい子だが、蛮が絡むと黒くもなる。雷帝とは別人格。銀次が出ている間、内側から雷帝は銀次の危機に現れる為に全てを見ているが、雷帝が表に出ている間、銀次の意識は閉ざされる。基本的に銀次の持っているものは雷帝は持っていない。銀次を護る為の人格なので、銀次が強くなれば雷帝は現れなくなる。雷帝自身もそれでいいと思っていたのに、蛮に出逢った事で苦しむことになる。
- 弥勒夏彦
公式 通称:七人の弥勒。七人で一つの体を共有している護り屋。蛮の幼馴染で、魔女の血をひく蛮の家を護る家柄? ずっと七人のままではなく、そのうち統合者一人にまとまる。夏彦たちの中の統合者は雪彦。長男。
妄想 公式の19歳というのがどうしても信じられないので、蛮より8くらい年上で、幼馴染設定もなし。母親にうとまれ家を飛び出した蛮をドイツで拾う。日本に連れてきて、弥勒の家に軟禁状態にして、夏彦曰く「可愛がっていた」。邪眼を恐れずに蛮の存在を認めた、最初の人物。故に、蛮の中では大きな存在感を持っている。しかし夏彦の愛し方は、お気に入りの物に対するような一方的なものだったため、耐えられなくなった蛮が雪彦の手を借りて逃げ出した。その後再会した際も、仕事上敵対していたとはいえ、蛮をいきなり切りつけて海に叩き落とすという事をやらかしたヤバイ人。あ、これは公式か。強すぎる蛮の右手対策に、するときはいつも手錠をしていた為、手錠に対して蛮がパブロフの犬状態になった事は嬉しい誤算だった。
- 弥勒雪彦
公式 通称:七人の弥勒。七人で一つの体を共有している護り屋。蛮の幼馴染で、魔女の血をひく蛮の家を護る家柄? ずっと七人のままではなく、そのうち統合者一人にまとまる。夏彦たちの中の統合者は雪彦。末弟。幼い頃一緒にいた時にはまだ雪彦は存在しなかったため、蛮に逢った事はなかった。
妄想 幼い頃ではなく蛮が13歳で出会ったので、雪彦も存在していた。一見にこやかで優しそうないい人だが、本質はあまり夏彦と変わらない。蛮に対する執着や愛し方も。蛮が弥勒家にいた頃は好き勝手にする夏彦のフォローにまわっていた事や、蛮にキス以上の手出しをしなかった事、夏彦よりはるかに接し方が甘いことから、蛮からの信頼度は高い。蛮を溺愛しているが、幸いな事に「蛮の為に我慢する」という事を知っている。
- 弥勒緋影
公式 通称:七人の弥勒。七人で一つの体を共有している護り屋。蛮の幼馴染で、魔女の血をひく蛮の家を護る家柄? ずっと七人のままではなく、そのうち統合者一人にまとまる。夏彦たちの中の統合者は雪彦。次兄。緋影のみ白髪で盲目。極端な性格ばかりの弥勒の中で、かなり落ち着いた常識人。話し方も古風な、穏やかな人格。まともすぎて苦労人かも。
妄想 蛮を「護るべき相手」として穏やかに愛していた為に、蛮も無条件に甘えていい相手として、家族のように懐いていた。穏やかにとはいっても溺愛の部類に入るので、例えば銀次が蛮に害をなす、と思えば始末する事にためらいはない。蛮の幸せだけが願い。
- 弥勒奇羅々
公式 通称:七人の弥勒。七人で一つの体を共有している護り屋。蛮の幼馴染で、魔女の血をひく蛮の家を護る家柄? ずっと七人のままではなく、そのうち統合者一人にまとまる。夏彦たちの中の統合者は雪彦。雪彦のすぐ上の姉で、唯一の女性。
妄想 明るいサバサバとした美人。蛮を可愛がってはいたが、他の兄弟と違って蛮を自分の物にしたいとかいう事はないので、一緒に暮らせたら嬉しいけどたまに逢えるだけでも良いかな〜という感じ。
- 工藤邪馬人
公式 通称:ポイズンマスター。数百種類の毒香水を操る奪い屋。妹の卑弥呼を連れて裏稼業をしている辺り、腕の良さがうかがえる。蛮を従えていた人物と言われ、蛮によって殺されたということになっている。
妄想 あふれんばかりの包容力でささくれ立っていた蛮を心ごと抱きとめ、温かさを教えた重要人物。邪馬人に出逢えなかったら、今の蛮は存在しない。知識と戦闘力の化け物になっていたと思われる。蛮と卑弥呼を溺愛。毒香水の調合は天才的だが、妙に不器用だったりする所もある。蛮の蛇淫の性を毒香水で打ち消し続けた。蛮と両思いと言えばラブラブの両思いだったが、まだ子供で男で、さらに自分の体を嫌悪している蛮を抱く事はなく、幸せな思い出だけを残して亡くなった。あのまま蛮が成長したとしたら、邪馬人がその気になったかどうかは不明。
- 工藤卑弥呼
公式 通称:レディポイズン。兄が存命の頃は奪い屋、死後は一人で運び屋をしている。他の人間と組むこともある。相当な種類の毒香水を作る事が出来るが、仕事に持って出るのは七種類。蛮が兄を殺したと思い憎んでいたが、誤解が解けた後は和解し、蛮に淡い恋心を持つように。
妄想 蛮と銀次の関係も、蛮の体質の事も知らぬまま。その方が幸せだから、そのままで。
- 王波児
公式 喫茶店『HONKY TONK』のマスター。裏の顔は情報屋? その正体は、デルカイザーと共に初代GBをやっていた。蛮の名付け親。蛮のように常にサングラスを着用しているが、それは…。定宿を持たないGBの連絡先兼仕事がない時のだべる場所。
妄想 HONKY TONKは緊急避難場所。うさぎさんとは普通の保護者のようだが、ねこさんとはセフレ? 確かに惹かれてはいるが、「自分だけを見て欲しい」というような愛ではないらしい。目下の不安は、銀次に蛮との事が決定的にばれて、殺されるんじゃないかということ。
- 赤屍蔵人
公式 通称:ドクタージャッカル。最凶最悪と言われる運び屋。体内に108ものメスを隠し持っている。仕事は自分が楽しめる事が最重要。強い相手と戦うのが楽しみ。連載当初から雷帝を気に入っているのかと思いきや、「実は蛮が本命でした」発言に、蛮受腐女子狂喜。「雷帝の強さが気になって、つい浮気をしてしまった」らしい。銀次には恐れられ、蛮には嫌われている。
妄想 いつも楽しげなバネッチ。ぶっちゃけ、この人のいたしている所は想像がつかない。でも、ねこさんとはしているらしい。ねこさん曰く、「こいつとすると夏彦の事を思い出すからいやだ」。何を思い出すのかは、私も知りたい。
- 不動琢磨
公式 通称:サトリの不動。最大3秒先までの事が見える。欲望の塊。以前蛮と戦った際、左手を引き千切られ(?)、それ以来蛮に執着し続けているらしい。GB界で一、二を争う発言が危ない人。原作では銀髪だがアニメでは金髪。黙って立ってればわりといい男だと思うが、蛮を目の前にすると興奮しだして大変な事に。
妄想 ねこさんが売りをしていた時に何度か買った事があるらしい。金離れは良いが、相手にしたくないタイプの客。
- 冬木士度
公式 四木族の一人。さまざまな動物に擬態して闘ったり、生き物を自在に操ったりする。雷帝時代のVOLTSの元四天王。現在は奪い屋?奪還屋? 仕事で知り合ったマドカの元で居候中。穏やかなラブラブ。蛮には猿回しと呼ばれている。眉毛がないのをバンダナで隠している。蛮と仲悪し。
妄想 ねこさんの浮気相手No1。士度にも本命がいると思っているから気楽なのか、馬並みなのが気に入っているのか(ぉぃ)、よく遊んでいる。遊び過ぎて、そろそろ士度の方は銀次に宣戦布告をしてしまうほど本気になってきているようだが、蛮は気付いていない。マドカちゃんは大事な妹扱いで。
- 風鳥院花月
公式 通称:弦の花月。風鳥院流弦術の使い手。髪に飾った鈴から弦を引き出し、戦う。糸電話の原理で遠くの音を聞く事もでき、ウォッチングと称した盗聴もしている。雷帝時代のVOLTSの元四天王。綺麗な顔としなやかな動きは、生来のものと幼い頃からの練習の賜でいいとしても、あの腰は女にしか見えない。十兵衛とラブラブ。共にいると新婚夫婦のよう。
下弦の月 sideうさぎリスト
うさぎさんSIDE
★ 2002年06月20日 美堂蛮
何より嫌いな自分の体。
★ 2002年06月21日 天野銀次
夏至…とは何の関係もない独り言(笑
★ 2002年06月24日 弥勒夏彦
先に連絡を入れてまで『今日』逢いに来た蛮ちゃんに。
★ 2002年06月25日 赤屍蔵人
「今日は満月ですよ、美堂クン…v」
★ 2002年06月27日 冬木士度
これは夢か、幻か? それとも…
★ 2002年06月29日 風鳥院花月
「美堂くんにからまれてしまいました(笑)」
★ 2002年07月03日 天野銀次
二十三夜待ちで願う事は。
★ 2002年07月06日 弥勒雪彦
「蛮とデート♪」
★ 2002年07月07日 工藤邪馬人
「七夕の奇跡ってヤツかな?」
★ 2002年07月10日 美堂蛮
「でも、銀次が死んだら…銀次がどこにもいなくなったら―――」
★ 2002年07月21日 サリエル
「このタバコ…どうしよう…」
★ 2002年07月23日 美堂蛮
「今日は大暑。眩暈がするほど、あっちぃ……」
★ 2002年07月24日 美堂蛮
7月23日の続き。雪彦バージョン
★ 2002年07月27日 天野銀次
「今日はお祭りv もちろん蛮ちゃんと、れっつごーv」
★ 2002年07月31日 美堂蛮
7月23日の続き。赤屍バージョン
★ 2002年08月01日 筧十兵衛
下弦の月に願う事は。
★ 2002年08月13日 美堂蛮
盆の入り。
★ 2002年08月15日 美堂蛮
8月13日の続き。「……え…?」
★ 2002年08月24日 美堂蛮
「昨夜は満月。…あー、だりぃ」
★ 2002年08月25日 天野銀次
8月24日の続き。「早く、また満月にならないかなぁvv」
★ 2002年08月28日 弥勒緋影
「私はお前の幸せを…ずっと祈っている」
★ 2002年08月31日 天野銀次
「月に願うより、さっさと実行しろって事??」
★ 2002年09月21日 美堂蛮
「中秋の名月…また満月がきた…(嘆息」
★ 2002年09月25日 天野銀次
9月21日の続き。「もしかして、蛮ちゃんも満月待ってた?v」
★ 2004年02月20日 美堂蛮
「好きになる気はなくても…なっちまうもんだよなぁ…」
★ 2004年03月03日 水城夏実
「今日のお客は、へこんじゃってる銀ちゃんが一人です」
★ 2004年03月06日 天野銀次
「こんな奇跡を起こしてくれた神様に…ありがとう」
★ 2005年03月02日 工藤卑弥呼
バレンタインに渡せなかったチョコ
★ 2005年03月14日 天野銀次
☆H描写あり 閲覧注意。「蛮ちゃんが大好きで大好きで…オレはおかしい」
★ 2005年04月19日 天野銀次
銀次の誕生日。ラブラブ…たぶん(^^;
★ 2008年04月03日 弥勒雪彦
「蛮は…統合者が僕でよかったんだろうか…」
★ 2008年05月29日 美堂蛮
4月3日の続き。「本当に…消えちまったのか…? 夏彦…」
★ 2010年03月11日 美堂蛮(過去)
5月29日の続き。過去の約束
NEW★2011年05月21日 弥勒緋影
「蛮が…苦しんでいるような気がする…」
下弦の月 sideねこリスト
ねこさんSIDE
★ 2002年06月22日 美堂蛮
体に対する嫌悪と諦め。蛮→邪
★ 2002年06月23日 王波児
「思い返してみれば…」
★ 2002年06月26日 天野銀次
「絶対、離さないよ。蛮ちゃん」
★ 2002年06月30日 冬木士度
『猫の何処が好きかって言うとね』
★ 2002年07月01日 笑師春樹
「ワイの士度クンが〜〜(泣」
★ 2002年07月02日 美堂蛮
「今日は半夏生。まあ、関係ねーけど」
★ 2002年07月09日 美堂蛮
「あっちー…から、図書館で避暑だ」
★ 2002年07月13日 天野銀次
「蛮ちゃん…どうしたらそばにいてくれる…?」
★ 2002年07月14日 美堂蛮
7月13日の続き。蛮ちゃんSIDE
★ 2002年07月20日 笑師春樹
笑師春樹の蛮ちゃん観察日記(笑
★ 2002年07月28日 美堂蛮
「祭りかぁ…そういや昔、夏彦と行ったな」
★ 2002年07月30日 冬木士度
「気まぐれな猫がオレのそばで意識を手放すって事は…」
★ 2002年08月02日 天野銀次
「今日は『パンツの日』なんだってさ〜」
★ 2002年08月05日 美堂蛮
「無限城で祭りだと。…やっぱ来んじゃなかったぜ」
★ 2002年08月11日 美堂蛮
8月5日の続き。「オレに背を向けるなんて…許さねぇんだよ」
★ 2002年08月12日 冬木士度
誕生日ネタ。
★ 2002年08月20日 王波児
「弱さを見せてもらえるのは、幸か不幸か…どっちなんだかなぁ…」
★ 2002年09月05日 冬木士度
「…重症だな」
★ 2002年09月15日 風鳥院花月
「名前を呼ばせた後は…どうしようかな?」
★ 2002年09月20日 美堂蛮
「こんな体…もう嫌だ……誰もオレに触んじゃねぇ…っ」
★ 2002年10月29日 冬木士度
マドカちゃん誕生日話。「…まずい…(汗」
★ 2003年06月05日 赤屍蔵人
「私と弥勒夏彦クンの、一体どこが似てるんでしょうねぇ(笑」
★ 2003年06月07日 天野銀次
「今日はマリーアさんの所に遊びにきてるんだ♪」
★ 2003年06月12日 天野銀次
「蛮ちゃんが、なんか変だ…」
★ 2003年06月13日 美堂蛮
6月12日の続き。「地獄まで…一緒だぜ?」
★ 2003年06月21日 弥勒夏彦
「オレはお前を諦める気はない…憶えておけよ?」
★ 2003年06月22日 王波児
「外は雨。すねてる蛮。危険だ…」
★ 2003年09月21日 王波児
6月22日の続き。「何に使う気なんだ(汗」
★ 2003年10月08日 美堂蛮
さらに続き?「変らない気持ちなんか…ねぇよな」
★ 2003年11月06日 王波児
「オレがいなきゃ、生きていけないよな(笑」
★ 2003年11月08日 冬木士度
「銀次に宣戦布告…する気はなかったんだが…」
★ 2007年11月27日 美堂蛮
☆H描写あり 閲覧注意。「誰としたってかわらねぇ。…なのに」
★ 2011年03月14日 天野銀次
「蛮ちゃんがオレのものになってくれるなら、プライドなんて」
★ 2011年03月24日 風鳥院花月
「聞いてみないとわからないもんだなぁ…」
★ 2011年06月07日 王波児
「説教失敗(汗」
★ 2011年06月08日 美堂蛮
6月7日の続き「銀次が他の奴を抱くなんて、ぜってーに嫌だ!」
★NEW2011年06月16日 美堂蛮
6月8日の続き「確かに、妬かれるのは悪くねぇな…」
蛮受け以外
CP注意!!
ここの話は蛮受けじゃありません。
蛮ちゃん受け以外受け付けない方は、注意してください。
-夢(蛮銀)
-わたしを殺さないで(蛮雷)
-独占欲(銀雷)
一時的にネットに上がっていた事がある話なので、もしかしたら見た事ある方もいるかもしれませんが、
S.Tも小鳥遊静夜も私なので、無断転載等ではありません。
お題
- 「猛獣の飼い方10の基本」(ねこ)(お題提供・リライト)
NEW1・あるていどのきけんをかくごしましょう(屍蛮)
2・じぶんをしゅじんだとにんしきさせましょう(銀蛮)
9・スキンシップがすこしはげしいです(総受け)
あるていどのきけんをかくごしましょう(屍蛮)
満月。
月光と思えないほどの眩しい光が降り注いでいる。
「すっげー…掬えそう」
一人、上機嫌にそう呟いて、水を掬うように手で椀を作る。
もちろんそこに月光が溜まるはずもなく、それでも蛮はひどい上機嫌のまま、足取りも軽く歩いていく。
質量すら感じられそうな月光は、すっと手を伸ばせばそこに纏わり付きそうなほど。気分が高揚して、何もかもが楽しくて仕方がない。
きっかけさえあれば、大声で笑い出しそうだ。
不現の瞳に月の狂気を映しながら、気の向くままに歩いていく。
と、視線の先に、今の蛮ととても近い存在が現れた。
「ジャッカル…」
「こんばんは、美堂クン。とてもよい…月夜ですね」
「ああ…いい月夜だな」
いつもならば赤屍の気配を感じるだけで不機嫌に眉根を寄せるのだが、今日の蛮の上機嫌は変わらない。
むしろ、赤屍に逢えたことが嬉しそうにすら見える。
蛮の反応に一瞬「おや」という顔をして、赤屍は笑みを深めた。
「今日は上機嫌なのですね。やはりこの…月のせいですか…?」
「まーな。オメーは、仕事中か?」
「まさか。こんな素晴らしい月夜に、仕事など出来ませんよ。一滴でも血を見たら…ターゲットなどどうでもよくなってしまいます」
「ああ…わかんぜ」
血を見たら、その赤さに目を奪われ、香りを嗅いでしまえば、もう……。
本来の目的など忘れ、ただひたすらに月の狂気に溺れ、血に酔うしかなくなってしまう。
そんな状態では仕事にならない。もちろん、仕事でなければ問題ないが。
「ジャッカル…オレは、血が見てぇ」
蛮は狂気を孕んだ妖艶な笑みを浮かべ、誘うように赤屍へと腕を伸ばした。
「オメーの、血が見てぇんだよ…いいだろう…?」
「もちろんですよ、美堂クン…」
その手をとって、戦いよりも楽器に向いていそうな細い指に恭しく口付ける。
嬉しそうに微笑む赤屍の瞳にも、いつも以上の狂気が光っていた。
「私も貴方の血が見たい…血まみれで舞うように戦う、最高に美しい貴方を見せて下さい」
「死んじまっても…かまわねぇよな?」
くくっと言葉と不釣り合いに楽しそうに笑う蛮を抱き寄せる。
「かまいませんよ。私はまだ貴方を殺す気はありませんが。出来るだけ長く…私を楽しませて下さい」
降りてきた唇をそのまま受け止めると、蛮は赤屍の首に腕をまわした。
そうして爪を立てると、力いっぱい引っ掻いた。
「―――っ」
さすがに僅かに身を引いた赤屍のネクタイを掴んで引き寄せると、首ににじんだ血を舐め取る。
味わうように舌なめずりをして、蛮は魅惑的に微笑んだ。
「殺す気はねぇとかぬるいこと言ってっと…オレはどっかに行っちまうぜ…?」
「そんなに私を本気にさせたいんですか…可愛い人だ」
手の中から長剣を取り出すと、一振りする。
「そうですね…気まぐれな貴方を退屈させれば、すぐに背を向けてどこかへ行ってしまう。それくらいなら…殺して永遠に私のものにしてしまうのもいいかもしれません」
「ああ…こんな興奮する月夜に死ねんなら、それも悪かねぇな」
ざわりと、蛮の周りに蛇の影が纏わり付く。
「まあ、殺されてやる気はねぇがな。楽しもうぜ…?」
「ええ……楽しみましょう」
降り注ぐ月光の下、満月の狂気に身を委ねて、二人は笑いあった。
☆☆☆
バネッチとねこな蛮ちゃんは似合いだと思うけど、猛獣さんならなおさら相性が良い気が。
満月の血のざわめきは、銀次にはきっと理解できないのではと思うので。
興奮はするかもしれないけど、「血が見たい」という方向にはいかないんじゃないかな。
そういう意味で、バネッチと蛮ちゃんは同じ属性な気がします。
同じ属性は理解できるし楽で気持ちがいいけど、相容れない違う属性の方が強く惹かれると思いますけどね〜。