「そういや、オメー、今度の12日、誕生日だったよな」 そう言われた時、心底びっくりして、しばらく何も言えなかった。 まさか、オレの誕生日をこいつが憶えているとは思わなかったから。 固まったオレに美堂が不審な顔で問いかけてくる。 「んだよ…変な顔し…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。